マジョラム(Majorana hortensisまたはOriganum majorana)は、ハーブとして広く知られている植物で、鶏肉のような淡白な素材に使うと上品な香りに。
魚やレバーなど臭みのある食材に使えば、臭い消しにも一役買います。
【概要】
マジョラムは、地中海地域原産の多年草で、小さな白い花を咲かせます。
葉や花が香り高く、料理において香味料や風味づけとしてよく使われます。
ギリシャやローマの時代から料理や医学に利用されており、伝統的にさまざまな症状の治療に使用されてきました。
芳香成分である「テルピネン-4-オール」により、緊張などで高ぶった興奮状態を落ち着かせるリラックス作用が期待できると同時に、強壮作用により心が安定感を取り戻し、バランスをとってくれます。
リラックスしたいとき、不安を感じるときにおすすめです。
【成分】
●テルピネン-4-オール(~25%)
●γ-テルピネン
●cisツヤノール
など
【効能】
消化促進作用:消化を促進し、胃腸の健康をサポートします。
抗菌作用:抗菌作用があり、細菌や真菌の成長を抑制するのに役立ちます。
鎮痛作用:マジョラムの香りには、痛みを鎮静化して和らげる効果もあります。
リラックス効果:香りには鎮静効果があり、リラックスした状態に導くことができます。
抗炎症作用:抗炎症作用があり、関節炎や筋肉痛などの症状を軽減するのに役立ちます。
【飲み方】
マジョラムティー
マジョラムの乾燥した葉や花を使ってティーを作ることができます。
これは、消化を助けたり、リラックスしたりするために飲まれることがあります。
料理への利用
マジョラムは、肉料理や魚料理、スープ、ソースなどの料理に使われます。
新鮮な葉や乾燥した葉を使うことができます。