
たまに垣根のように大きく育ったローズマリーを見かけますが、1年中緑色で元気な様子は若返りのハーブと言われるのも納得のパワーです。
若返るかどうかはともかく、ローズマリーの和名は「万年郎」。
ずっと青年という意味らしいですよ。
不老不死は無理ですが、老化を遅らせる程度の期待ができるハーブではないでしょうか。
老化=酸化なのは周知のこと。
細胞の酸化を遅らせることが若さの秘訣ですが、シソ科ハーブは抗酸化作用が強いといわれます。
その中でもローズマリーはトップクラス。
集中力アップがあるので受験勉強や認知症予防に良いとか、お肌が引き締まるとか、血行促進があるので脱毛予防にも良いなど、いろんな活用法があります。
お庭の隅に1本植えておくと便利です。
お茶や料理に使うのはもちろんのこと、ローションやクリームなどの手作りコスメの材料にもなります。
その理由はロスマリン酸やウルソール酸などの優れた抗酸化作用です。
手作りコスメを作る楽しみは、ハーブを育てるところから始まります。
自分で育てれば無農薬を見守れるし、一番良い状態で収穫ができます。
収穫したら軽く洗い、乾燥することから始めます。
乾燥させるのはハーブの成分のみが必要だから。
水分は飛ばします。
日差しを避けて風通しの良い場所に置いて、カラカラになるのを待ちます。
乾燥させたら、アルコールに浸けてチンキに、植物油に浸けてインフィーズドオイルに。
そこまでの作業ができたら、あとは保存しておけばいつでも手作りコスメにチャレンジできます。
「若返りの水」の伝説の元になったのもローズマリー。
その昔、ハンガリーの女王が手足の痛む病気になり悩んでいました。
見かねた修道女がローズマリーを主にしたハーブチンキを作り、女王に献上しました。
女王は毎日飲み、痛む場所に塗布したところ、痛みが消え更には若返り、隣国の王子から求婚されたというステキな話。
その水をハンガリーウォーターと呼びます。
この話は、調べると政治的な内容も出てきますが、肝心なのはローズマリーが痛みや老化に一役買ったということですね。
ハーブの逸話が多いのは、昔から人間と密接な関係があったから。
心と身体を癒し治してくれていたのは間違いなく植物の存在です。


