コーンフラワー(cornflower)

コーンフラワーは夏にきれいな青い花を咲かせるハーブで、古代エジプト王朝のころから薬草や魔よけとして利用されてきました。
別名のブルーボトル(bluebottle)は、つぼみの形が卵形で壺に似ているためです。
和名ではヤグルマギクと呼ばれます。

【概要】

コーンフラワー(学名: Centaurea cyanus)は、ヨーロッパ原産のハーブで、一年生または二年生の草本植物です。
一般的に青色の花を持ち、美しい見た目から観賞用にも栽培されますが、ハーブとしても古くから利用されてきました。
コーンフラワーの青色にはブルーベリーなどと同じアントシアニンが含まれており、目の疲れや視力低下に効果があると言われています。

【成分】

●フラボノイド
●アントシアニン
●フェノール酸
●カルコン
●アルカロイド
●テルペノイド

【効能】

抗酸化作用: フラボノイドやアントシアニンにより、体内の活性酸素を除去する抗酸化作用があります。これにより、細胞の酸化ストレスを軽減し、健康を維持します。

抗炎症作用: コーンフラワーに含まれる成分は、炎症を和らげる効果があります。関節炎やアレルギー性疾患などの炎症症状の緩和に役立ちます。

利尿作用: コーンフラワーは利尿作用があり、体内の余分な水分を排出するのを助けます。尿路感染症の対処にも有効です。

眼の健康: アントシアニンは目の健康に良い影響を与えることが知られています。コーンフラワーは視力の保護に寄与することが期待されます。

【飲み方】

コーンフラワー1〜2ティースプーンにお湯1カップ程度を注ぎ、ティースプーン軽くかき混ぜ、3~5分抽出します。
お好みで蜂蜜やレモンを加えて味を調節しお楽しみください。