ベルベーヌ(Verbeine)

ベルベーヌ(またはヴェルベナ)は、ハーブとして広く使用されている植物で、一般的にはレモンバーベナと呼ばれるハーブの一種です。
夕食後から就寝までのリラックスタイムに最適のハーブティーとして”イブニングティー”の愛称で親しまれ、フランスで人気を得て今では街角のカフェの定番メニューになっています。

概要

香りはレモンのようにさわやかで、料理に使ったり、スイーツなどの風味づけに利用する他、香水などにも使われます。
消火器の働きを高めて食欲不振や消化不良を改善したり、穏やかな鎮静作用によって高ぶった気持ちを静める目的で用いられます。

成分

フラボノイド:カンフェル、ルテオリン、アプィゲニンなど
テルペノイド: シトロール、ゲラニオールなど
タンニン
イリドイド: ベルベノサイド
シトラール(特有の香りを持つ化合物)

効能

リラックス効果: 高ぶる神経を鎮めて不安やストレスの軽減に役立つとされています。

消化促進: 消化を助ける効果があるとされ、胃腸の不調を和らげるのに役立ちます。

美肌効果:皮膚及び関節における産生効果が期待されています。

飲み方

乾燥ベルベーヌ葉(1〜2茶匙)、お湯(約240ml)
ベルベーヌの葉を湯飲みに入れ、熱湯で約5分間葉を浸します。

ハーブティーをこし、カップに注ぎます。
お好みで蜂蜜やレモンを加えて風味を付けることができます。

一般的に、ベルベーヌハーブティーは就寝前に飲むことが多く、リラックスや睡眠のサポートに適しています。