よもぎ(Artemisia princeps)は、アブサンソウ科の植物で、日本や中国などアジア地域で広く栽培されています。
日本人にとって身近な存在であり、その効能の高さから”和ハーブの女王”と呼ばれています。
【概要】
よもぎは、多年草で、高さが30〜150センチメートルになります。葉は緑色で、特有の強い香りを持ちます。
伝統的には、蒸したり乾燥させたりして、お茶や料理の風味づけに使用され、日本では、よもぎ餅やよもぎ湯など、さまざまな形で食べられています。
よもぎには、抗炎症、デトックス、抗酸化など多くの作用があるとされています。
【成分】
●βカロテン
●タンパク質
●クロロフィル
●食物繊維
など
【効能】
消化促進作用:消化を促進し、胃腸の健康をサポートするのに役立ちます。
抗炎症作用:炎症を軽減し、関節炎や筋肉痛などの症状を緩和するのに役立ちます。
血行促進作用:血行を促進し、体を温める効果が高いです。
デトックス作用:毒素を排出するのを助け、体の浄化を促進するのに役立ちます。
肌荒れ予防:ヨモギに含まれるタンニン成分は、肌を引き締め、肌荒れを防止したり、湿疹やあせもなどの治りを早める効果があります。
【飲み方】
よもぎ茶
乾燥したよもぎを使って茶を淹れます。
お湯を注いで約5〜10分間浸し、飲みます。
よもぎ茶は、風味を楽しみながら健康に良い効果を得ることができます。