マシュマロウはアオイ科の多年草(ハーブ)です。
和名を「ウスベニタチアオイ」といいます。
お菓子の「マシュマロ」は、現在では、ゼラチンなどが原料とされていまが、粘液性のマシュマロウの根を原料としていたことからこの名前が付けられました。
【概要】
粘液にペクチン、タンニン、アスパラギン酸などが含まれ、口内炎、気管支炎、尿道炎などの炎症を柔げたり、筋肉痛、捻挫痛に塗布して鎮痛させたりします。
【成分】
●粘液質: マシュマロウの根には、粘液質が豊富に含まれています。
これは、抗炎症作用や粘膜を保護する働きがあります。
●ポリフェノール: 抗酸化作用があり、健康促進に寄与します。
●ビタミンC:免疫機能のサポートに寄与します。
●ミネラル:カルシウム、鉄、マグネシウムなどが含まれています。
【効能】
粘膜保護作用: 粘液質が炎症を和らげる助けになります。
咳やのどの炎症緩和:粘膜を保護して痛みの緩和や炎症を抑える効能があります。
胃腸の保護:粘液質が胃腸の粘膜を保護し、胃潰瘍などを和らげる可能性があります。
【飲み方】
マシュマロウティー
乾燥させたマシュマロウの根を使ってハーブティーを作ることができます。
1日に数杯飲むことが一般的です。
ティーバッグも市販されています。
シロップ
マシュマロウのエキスを用いてシロップを作り、のどの炎症を和らげるために摂取することができます。